2005年12月14日

子供を泣かすつる

今日、渡嘉志久におりていく道沿いに、白い実が木からぶら下がっていたので気になって、車を降りて観察してみた。自分の知識にはない実だったので、お店に帰ってさっそく図鑑で調べてみた。
どうやらシラタマカズラというつる性の植物で、ウチナーグチではワラビナケーサーというらしい。方言のワラビナケーサーというのは「子供たち(ワラビ)を泣かせたやつ(ナケーサー)」と意味で、このつるは弱く他のつる植物とは違い、物を縛るのには不向きなのに、子供たちがこのつるを使って拾い集めた薪を縛ろうとし、何度やっても切れてしまって、子供たちを泣かせてしまうとこからついた名前らしい。
っと説明があった。子供を泣かすつるという名前の由来より、昔の子供たちは拾い集めた薪を植物のつるを使って縛り、どこかに運んでいた事実に少し驚き、そして感心している…。




Posted by らんたろう at 13:38│Comments(0)
 
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