2005年12月13日

磨くとピカピカ

写真の貝殻はタカセガイ(サラサバテイラ)と言う貝だ。上のほうが磨く前たが、海の中では藻などが付着しているのでもう少し汚れてはいるのだが、渡嘉敷島のまわりではよく採れる貝だ。味の方と言えばまあまあで、サザエよりは少し固い感じだ。
このタカセガイ、今ではプラスチックのボタンにとって変わられているが、昔は貝ボタンの材料として重宝され、島の人もたくさん採って売っていたそうだ。
このタカセガイ、下の磨いた方を見てもらえば分かるが、真珠層を持っているのでかなりきれいだ。それにしても昔の人はこのような貝が真珠層を持ち、加工すれば宝のようになるなんて、よく気がついたものだ。昔の人の知恵にはいつも感心している。





Posted by らんたろう at 20:05│Comments(2)
この記事へのコメント
昨年の秋お世話になった時、皆さんせっせと貝を磨いていましたよね!
本当にぴかぴか、とても美しいです…。
これだけ磨くのには相当な時間がかかったのでは?
Posted by まさこ at 2005年12月13日 20:51
ひさびさですな、まさこちゃん。体調は大丈夫?
小さく模って作ったやつは、手作業で時間がかかるけど、この大きさならけっこう機械でできるのでそんなに手間はかからないよ~。
こんなきれいな貝(もちろん外の石灰層を削ってですが)が自然に海の中にたくさんあるんだから不思議だよね~。
Posted by らんたろう at 2005年12月15日 08:32
 
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